外壁塗装について

外壁塗装についての基礎知識と、当社の取り組みについてご案内します。

外壁塗装の塗り替えリフォームについて

最近、塗料メーカー各社が次々と新商品を開発し、私たちも日々新しい塗料について勉強をしております。
満尾塗装では、各塗料ごとに平米単価を設けており、すべて価格を公開させていただいております。
塗り方(多孔質ローラーまたはウールローラー)や下地の状態によって、多少の価格変動がございますが、価格を公開することで、これから塗装工事を行うお客様への参考になれば幸いです。
このページでは、満尾塗装が取り扱っている塗料について、価格と塗り方についてまとめてみました。

ご依頼前に知っておきたい外壁塗装の基礎知識

  • お見積もりについて

    基本的に、外壁塗装のお見積もり時には、塗り面積(窓などは含まれません)で算出します。
    満尾塗装では、お見積もり時にはお住まいまでお伺いし、直接お住まいを採寸いたします。
    それにより、精確な塗り面積を算出し、材料単価を掛け、足場費用を追加してご案内します。
    お電話のみで概算見積もりを取ることは、絶対にお勧めしません。
    理由は、お客様と塗装業者との「解釈の違い」により、同条件での料金比較が難しいからです。
    その結果、価格と品質がつり合わず、お客様に損害が発生する可能性が否定できないのです。

    • 価格差が生じる原因「建坪計算」

      概算見積もりを取る際、建坪計算というものがありますが、この計算は当てになりません。
      同じ建坪でも、建物が「部分二階建て」「総二階建て」で塗り面積が変わります。
      同じ建坪で、同じ総二階建ての建物でも、お住まいの形状により塗り面積が変わります。
      下記の図が、同じ建坪・同じ総二階建てでも価格差が生じる一例です。

    • 価格差が生じる原因「足場仮設費の有無」

      二階建てのお住まいにおける外壁塗装において、ほぼ間違いなく計上される経費の中に、
      足場仮設費というものがあります。
      お電話だけで概算見積もりを確認する場合、塗装業者によって、
      足場仮設費込みで金額を伝えるか、足場仮設費なしで金額を伝えるか、様々です。
      足場仮設費なしの金額を参考に業者を選定して、後から足場仮設費を加算された場合、
      結果的に他社より高くなっても、業者を選定したお客様の責任になってしまいます。

    • 価格差が生じる原因「使用する塗料」

      お電話での概算見積もりでは、使用する塗料によっても価格差が生じます。
      塗料を指定しない場合は、塗装業者の判断になりますので、
      一番安い塗料の価格で伝えるか、一番売れている塗料の価格で伝えるか、様々です。
      仮に、概算見積もり時に「シリコン塗料を使って」と指定したとしても、
      同じシリコン塗料でも、ウレタン塗料に近い価格もあれば、フッ素塗料に近い価格もあります。
      材質はシリコンですから、「同等品ですよ」と言われる可能性もありますが、
      実際は同じ材質でも性能が全く異なる場合がございます。かなり判断が難しいと思います。

    • お客様が損しないお見積もりの取り方

      信頼できる塗装業者さまに巡り会えない場合は、相見積もりを強くお勧めします。
      その際、お見積もりは必ず現地調査を行ってください。
      お見積もり書を比較検討する際、下記のことにご注意下さい。

      1. 塗り面積が各社近い値になっているか?
      2. 使用する塗料の「商品名」が記載されているか?
      3. 塗る箇所・塗らない箇所の比較ができるか?(同じ条件の見積書になっているか?)

      なるべく同じ条件(塗装範囲や使用材料)でお見積もりを取っていただければ、
      比較しやすいのではないかと思います。

  • 塗料の選び方について

    • 塗料選びに迷われているお客様へ

      通常、塗装工事をお考えのお客様は、「とにかく安価に済ませたい」方と「できるだけ長持ちさせたい」方といらっしゃいます。満尾塗装では、いずれのニーズにも対応できるよう、おすすめ塗料をご用意しております。
      価格を抑えた塗装工事をお考えのお客様には、「経済的なシリコン塗料」をお勧めしております。商品名を挙げますと、「セラミクリーン」「水性セラミシリコン」「クリーンマイルドシリコン」(いずれもエスケー化研)に相当します。
      長持ちさせたいとお考えのお客様には、「セルフクリーニングができる高級塗料」として、「ナノコンポジットW(水谷ペイント)」「アレスアクアセラフッ素またはシリコン(関西ペイント)」「水性セラタイトフッ素またはシリコン(エスケー化研)」などをお勧めしております。
      セルフクリーニングとは、塗面に付着した汚れが、雨によって洗い流される特性を持つことを言います。

    • 塗り替え時の塗料を指定したいとお考えのお客様へ

      使用する塗料は、外壁の状況に応じて満尾塗装からご提案しますが、お客様ご希望の塗料がございましたら、ぜひ商品名をご呈示下さい。満尾塗装では、ご指定いただいた塗料についての特性、メリット、デメリットについてご説明できると思います。
      私どもは、新しい塗料を手に取り、塗料メーカーの講習を受けたり、実際に塗ってみたりして独自に塗料の評価をしております。その中には、納得できる塗料もあれば、納得できない塗料もあります。
      インターネット広告上では、高級塗料の紹介が多く見受けられます。しかし、適用下地や周辺環境により、同じ塗料でもお勧めできるお住まいとお勧めできないお住まいがあります。中には、素材の特性でデメリットの影響力が強い塗料もあります。
      ちなみに、デメリットをホームページで掲載することは、塗料メーカーの名誉を傷つける行為であるとともに、お客様の買い控えを促し、塗料メーカーだけでなく、その塗料を使用している同業他社からも営業妨害となる行為ですので、詳しいお話はご商談時にご説明させていただいております。

  • 外壁以外の塗装箇所について

    外壁の塗り替え工事では、外壁と区別される塗装箇所が存在します。
    例えば、満尾塗装では「軒天」「破風板」「雨樋」「雨戸」「トタン」「木部」「鉄部」「付属品」などで区分しております。
    その中で、「軒天」を塗り替える際に使用する塗料について、一般的には「雨に濡れない」「日光が当たらない」という理由で、外壁よりも安価な塗料を使用する場合が多いようです。
    満尾塗装では、なるべく外壁と同じ塗料で施工させていただいておりますので、軒天については塗り面積と価格を算出しております。それ以外の部位については、サービス工事として無料で対応させていただいております。(施工条件により稀に例外がございます。)
    軒天だけ算出している理由は、軒天塗装は価格のウエイトが大きいため、サービス対応が難しいためです。その他の部位については少額ですし、当社では全て必要な工事だと認識しておりますので、サービス対応とさせていただいております。

    2019年7月(施工例No.175)より、より明確な見積額を算出するために外壁工事価格を見直し、外壁m²単価を下げるかわりに、サービス工事ではなく「付帯工事」として金額を算出するようになりました。これにより、より詳細な見積根拠をお客様にご提示できるようになりました。結果的に、2019年6月以前と2019年7月以降については、新旧価格体系を比較してもほとんど差はございませんでした。

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